アートマネジメント人材等海外派遣プログラムとは


「東京文化戦略 2030」では、東京都が国内外のアートシーンの中心として世界を魅了する創造性を生み出し、東京に集積する芸術文化資源を最大限活用し、国際的なアートハブとしての機能の強化を目指しています。そのため、本事業では将来アーティストと社会をつなぐ役割を担う若手アートマネジメント人材を短期で芸術フェスティバル等に派遣し、国際的な活動の第一歩となるよう、海外の芸術文化関係者のネットワークを作る機会を提供します。また、海外の先駆的な作品や創作現場に直にふれることで、国際的な視点に立った創作の機運醸成を図ります。尚、将来的にはこの事業を通じて東京と各派遣先との連携を深め、東京と海外セクターとのネットワーク構築・強化に繋げます。

Overseas Study Visit Program for Arts Management Professionals


On this program, promising young arts management professionals are sent for a short term on study visit to cutting-edge festivals, cultural facilities and platforms that bring together people involved in arts and culture overseas. The aim is to develop network with directors and producers overseas, thereby helping to expand the future activities of leaders in the arts and culture of Tokyo.

募集内容

派遣対象者

連携する派遣先に準じて、対象となる芸術分野を選定します。
―舞台芸術分野:演劇、舞踊、音楽全般等に関わるプロデューサー、ディレクター、キュレーター、舞台技術者等
―視覚芸術分野:視覚芸術に関わるディレクター、キュレーター等アートプロフェッショナル(映画含む)

各分野ともに以下条件に全て当てはまることとします。
―海外での公演や、海外セクターとの交流や共同制作などに興味があり、海外での実務経験がない・あるいは少ないこと
―芸術分野関連の現場経験が3年以上あること
―本プログラムに参加した成果を海外展開や海外連携など今後の活動に活かす意思があること
―首都圏在住者で都内での活動を主としていること
―第二次選考(面接)時点で必要な残存期間のある有効なパスポートを所持していること(2026年10月1日以降に失効するもの)

なお、下記に該当する者は応募資格を有しません。
ア 暴力団員等(東京都暴力団排除条例[平成23年度東京都条例第54号]第2条第3号に規定する暴力団員及び同条第4号に規定する暴力団関係者をいう。以下同じ。)
イ 申込者が所属する法人その他の団体の代表者、役員又は使用人その他の従業員若しくは構成員に暴力団員等に該当するものがある者
ウ 主な活動内容が特定の政党・宗教を支持し、又はこれに反対するなど、政治・宗教活動をするためのものと認められる者

派遣期間及び派遣人数

―現地滞在最大7泊(移動日を含めて9日間程度)
―派遣予定人数は派遣先毎に3名程度。

支援内容

―日本と派遣先の往復航空賃(エコノミークラス)
―現地宿泊費
―日当:現地滞在1泊につき1万5千円
―海外旅行保険
―その他、派遣先でのスケジュール・プログラムの調整、現地での関係者の紹介、アドバイスなどのサポート

応募方法

―応募方法は各派遣先の詳細ページからご確認ください。

2026年度第1回募集

シドニー・ビエンナーレ

募集期間:2026年3月4日(水)16:00 ~ 3月31日(火 )14:00
派遣時期:2026年6月8日~6月15日(予定)(現地滞在最大7泊)
派遣対象:視覚芸術に関わる若手を中心とするキュレーター、ディレクター、アートプロフェッショナル等
派遣人員:3名程度

■主旨・目的
第25回を迎える、オーストラリア最大の国際現代美術展であるシドニー・ビエンナーレのクロージングに合わせて派遣し、閉幕時に集う参加アーティストやキュレーター、各国のアート関係者とのネットワークづくりの機会とします。


オランダ・フェスティバル

募集期間:2026年3月4日(水)16:00 ~ 3月31日(火 )14:00
派遣時期:2026年6月17日~6月26日(予定)(現地滞在最大7泊)
派遣対象:舞台芸術(演劇、舞踊、音楽等)に関わる若手を中心とするプロデューサー、ディレクター、キュレーター、技術者等
派遣人員:3名程度

■主旨・目的
第79回を迎える、オランダ最大級の国際舞台芸術祭オランダ・フェスティバルに派遣します。アムステルダムを中心に開催される本フェスティバルは、世界を代表するアーティストによる主導のもと、先鋭的かつ幅広い分野の舞台芸術が紹介されることを特徴としています。第一線における創作の動向に触れるとともに、関係者との交流を通じて、国際的な視野とネットワークの構築を目指します。

派遣参加者となった場合

派遣前

―派遣準備のため、主催者・事務局とのミーティング(2回程度)に参加していただきます。
―滞在プログラムの設定に向け、派遣先のリサーチ、視察・ヒアリング先等との交渉・調整を行っていただきます(アドバイザー・主催者のアドバイスあり)。

派遣中

―滞在プログラムに積極的に参加し、適正に実施していただきます。日報の提出、滞在中の記録(映像、写真等)、適宜Zoomやメールによる状況報告をお願いします。

派遣後

―報告書の提出、帰国後の関係者報告会および下記の「海外派遣プログラム報告会」に参加をしていただきます。
―定期的な活動報告にご協力いただきます。

滞在中のプログラム

約1週間の滞在中のプログラムは、主催者側で設定するBasic Programと、派遣参加者自身が調整して設定するOriginal Programがあります。いずれも、派遣決定後に、主催者と協議しながら決定します。

Basic Program

主催者側が現地での面会先や視察先を調整し設定する、共通プログラムです。滞在期間中、派遣参加者全員に必ず参加していただきます。

Original Program

派遣参加者が自らリサーチし、調整する個別プログラムです。派遣決定後、各自で事前に派遣先のリサーチを行い、関係各所視察・ヒアリング先を検討・調整して実施していただきます。

海外派遣プログラム報告会

−派遣の成果発表をしていただきます(実施時期未定)。報告会への参加は必須です。
−また、アーツカウンシル東京が作成する事業報告書への写真やテキスト掲載にご協力いただきます。
(過去の事業報告会の様子および事業報告書は下記にてご覧いただけます。)


審査について

審査のプロセス

派遣参加者の選定にあたっては、外部有識者等を含む審査会での審議を経て決定します。
―第一次選考では、提出された応募書類を精査し、書類審査を実施します。
―第二次選考では、面接により派遣参加者を決定します。
―第二次選考(面接)は原則対面での実施です。指定された日時に面接が実施できない場合は、書類のみでの審議となります。

審査のポイント

以下の視点を踏まえ、審査を行います。
―活動実績 :3年以上の活動実績を有しているか。
―積極性  :海外での活動展開への意欲がうかがえるか。
―参加意欲 :派遣先での行動についての意欲があるか。
―将来計画性:将来の展開に対するビジョンが明確か。

採否結果

採否の結果は、全ての応募者に対し、書面にて通知します。また採否の理由はお知らせいたしません。
※応募条件数や審査の進捗状況によっては通知時期が遅れることもありますので、予めご了承ください。
※採否の理由はお知らせしません。

参加誓約書

プログラムへの参加が決定した派遣参加者の方には、派遣実施前に「参加誓約書」の内容を承諾し、署名の上、提出していただきます。

これまでの派遣先

個人情報の取扱い

応募書類に記載された個人情報は、「公益財団法人東京都歴史文化財団個人情報の保護に関する規程」に則り、適正に管理します。ただし、審査や事後評価等のため外部有識者や東京都に提供することがあります。また、派遣参加者の活動やアーツカウンシル東京の助成事業に関するアンケート等を送らせていただく場合があります。

お問い合わせ先

「アートマネジメント人材等海外派遣プログラム」運営事務局
※事業に関するお問い合わせは以下のメールアドレスにお願いします。

メールアドレス:info@act-kaigaihaken.jp (受付時間:平日10:00~17:00)